ちょっとした衝動
僕はどうしてもやりたいことに震えてしまう時がある。
橋を渡っている時。
橋が高ければ高いほど、自分のスマホを放り投げたくなってしまう。
スマホ以外の物はあんまり。
海にかかる橋よりは、谷にかかる橋の方が興奮する。
文明の力を手のひらサイズにした鉄の塊が、地球の普遍的な重力に全く抗えず、落下して、谷底で叩き割れるのを想像する。
想像がリアルであるほど、ニヤニヤが止まらない。
水面にポチャンはあんまりそそられない。
破壊を感じたいから、ポチャンは微妙。
谷底が岩場だった日にはもう、もうキマりまくり。
旅行で、大分にある日本一高い吊り橋の
「九重"夢"大吊橋」に行った時は、本当に脳内麻薬ドピュドピュだった。
ここから、スマホをぶん投げたらどんだけ気持ち良いだろう。
スマートフォンなんていう名前のせいで、のぼせ上がっているはずだ!
いい気になってんなよ!
そんな奴はこうしてやる!
とかなんとか、放り投げる前の馬鹿みたいな前フリを考えるのも楽しい。
僕の通う広島大学には、橋がある。
工学部の食堂に行くには、その橋を渡らなければいけない。
慣れてはきたけど、未だにスマホをぶん投げるのを想像しながらニヤニヤしながら歩いている。
すれ違う人には薄気味悪がられてると思う。
多分、この衝動はこれからもずっとあり続けるはず。
いつか、ぶん投げてしまう日がくるんだろうか。
と、こんな気持ち悪い文章を"スマホ"で書いている。
文明バンザーイ!!
ここまで読んでくれた人、時間の無駄だったでしょ〜笑
ありがとうございました🙇♂️